2023/06/21 10:55
本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株は0.1%安
21日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.98ポイント(0.31%)安の3230.38ポイントと3日続落している。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が改めて意識されている。中国人民銀行(中央銀行)は20日、実質的な政策金利となる「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げたが、市場からは「景気を押し上げるには物足りない」との声も聞かれた。証券ブローカー各社が中国の経済成長見通しを相次ぎ引き下げていることもあり、景気の持ち直しには時間がかかるとの不安が広がっている。また、米国で金融引き締め長期化懸念がくすぶっていることもマイナスだ。ほか、本土市場が端午節の祝日で、あす(22日)〜23日が休場となることも買い手控え要因となっている。
主要銘柄の値下がり率は、曙光信息産業(603019/SH)が3.8%、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.5%、中国石油化工(600028/SH)が2.1%、中国電信(601728/SH)が1.7%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.08ポイント(0.03%)高の271.61ポイント、深センB株指数が1.28ポイント(0.11%)安の1141.11ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が改めて意識されている。中国人民銀行(中央銀行)は20日、実質的な政策金利となる「ローンプライムレート(LPR)」を引き下げたが、市場からは「景気を押し上げるには物足りない」との声も聞かれた。証券ブローカー各社が中国の経済成長見通しを相次ぎ引き下げていることもあり、景気の持ち直しには時間がかかるとの不安が広がっている。また、米国で金融引き締め長期化懸念がくすぶっていることもマイナスだ。ほか、本土市場が端午節の祝日で、あす(22日)〜23日が休場となることも買い手控え要因となっている。
主要銘柄の値下がり率は、曙光信息産業(603019/SH)が3.8%、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.5%、中国石油化工(600028/SH)が2.1%、中国電信(601728/SH)が1.7%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.08ポイント(0.03%)高の271.61ポイント、深センB株指数が1.28ポイント(0.11%)安の1141.11ポイントで推移している。
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