ハンセン指数 　 　 　　　　　18859.14 　-30.83 -0.16％
中国本土株指数（旧H株指数） 6391.99 　 -2.55 -0.04％
H科技（テック）指数 　　　　　3882.56 　 +3.23 +0.08％

　週明け26日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が5日続落している。内外の景気不安が投資家心理を圧迫する流れ。S＆Pグローバルが23日公表した6月の米製造業PMI（速報値）は46.3となり、市場予想（48.5）を下回った。前月の48.4から更に悪化している。中国国内でも景気回復遅れを懸念。端午節連休（22〜24日）の国内旅行者数は、新型コロナウイルス流行前の2019年同期を上回ったものの、同期の旅行支出は、コロナ流行前の水準に依然として届かず、消費活動が停滞していることが鮮明化した。ただ、下値は限定的。ハンセン指数はこのところ急ピッチに下落し、約3週ぶりの安値水準に達していただけに、値ごろ感が着目されている。
　主要銘柄の値下がり率は、中国中信(CITIC：267/HK)が4.6％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が2.6％、携程集団(トリップドットコム・グループ：9961/HK)が2.2％、聯想集団(レノボ・グループ：992/HK)が1.9％、信義玻璃HD(信義ガラス：868/HK)が1.7％など。


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