/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2023/05/12 10:56

本土株:上海総合は0.4%安で続落、深センB株は0.2%高 無料記事

 12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比11.84ポイント(0.36%)安の3297.71ポイントと4日続落している。
 中国景気の先行き不安が投資家心理を冷やす流れ。足もとで公表された経済指標では、中国経済持ち直しの鈍化が示されている。昨日引け後に報告された4月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想を大きく下回り、マネーサプライ(通貨供給量)M2の伸びも予想を下回った。直近で発表された物価や貿易の統計でも、内需の弱さが示されている。ただ、下値は限定的。このところの下落基調を受け、値ごろ感が意識されているほか、中国経済対策に対する期待感も根強い状況だ。
 主要銘柄の値下がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.5%、中国アルミ(601600/SH)が4.3%、中国農業銀行(601288/SH)が1.4%、中国石油化工(600028/SH)が1.4%、中国人寿保険(601628/SH)が1.1%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.03ポイント(0.01%)安の291.99ポイント、深センB株指数が2.69ポイント(0.23%)高の1192.25ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース