23日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比11.42ポイント（0.37％）安の3043.01ポイントと7日続落している。
　前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。国内各地で新型コロナウイルスの感染爆発が発生する中、経済活動の混乱も危惧された。上海や北京など主要都市で人流が減少し、一部の商業施設や工場などは時間短縮や休業を余儀なくされている。ただ、大きく売り込む動きはみられない。指数はこのところの下げが急ピッチだったこともあり、値ごろ感に着目した買いも散見される。
　主要銘柄の値下がり率は、長城汽車（601633/SH）が1.9％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.9％、薬明康徳（603259/SH）が1.5％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.55ポイント（0.19％）安の283.90ポイント、深センB株指数が3.12ポイント（0.27％）安の1136.68ポイントで推移している。


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