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2023/04/11 11:03

本土株:上海総合は0.1%安で続落、上海B株は0.1%高 無料記事

 11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時41分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.45ポイント(0.10%)安の3311.91ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。売り圧力が依然として意識されているほか、米中対立の警戒感も重しとなった。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国景気の持ち直し継続期待は根強い。世界銀行のマルパス総裁は10日、2023年の中国成長率見通しは1月時点の4.3%→5.1%に改善していると発言した。一方、寄り付き直後に公表された今年3月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス0.7%となり前月から鈍化。生産者物価指数(PPI)はマイナス2.5%となり、下落率は前月実績(マイナス1.4%)を上回った。
 主要銘柄の値下がり率は、中国衛通(601698/SH)が5.0%、三六零安全科技(601360/SH)が4.8%、中国中鉄(601390/SH)が3.4%、中国電信(601728/SH)が2.8%、中国建築(601668/SH)が1.8%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.21ポイント(0.07%)高の293.60ポイント、深センB株指数が2.73ポイント(0.23%)高の1197.10ポイントで推移している。


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