12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.50ポイント（0.14％）高の3166.34ポイントと3日ぶりに反発している。
　中国経済の持ち直しが期待される流れ。中国リオープン（経済再開）の進展や、中国当局の景気テコ入れスタンスが改めて材料視されている。なお寄り付き直後に公表された昨年12月の中国物価統計は、消費者物価指数（CPI）が前年同月比プラス1.8％で市場予想と一致、生産者物価指数（PPI）はマイナス0.7％と市場予想（マイナス0.1％）以上に下落した。
　主要銘柄の値上がり率は、洛陽モリブデン（603993/SH）が3.5％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.4％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.6％、薬明康徳（603259/SH）が1.6％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.38ポイント（0.13％）高の286.37ポイント、深センB株指数が3.28ポイント（0.28％）高の1189.52ポイントで推移している。


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