17日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比15.48ポイント（0.47％）安の3275.51ポイントと続落している。
　前日の軟調地合いを継ぐ流れ。景気先行き不安が投資家の重しとなった。16日に発表された4月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産が予想を下回り、総じて弱い内容。これまでに報告された4月の経済指標に関しても、景気鈍化を示唆する内容が相次いでいる。また、米中対立の警戒感がくすぶっていることもマイナス材料だ。
　主要銘柄の値下がり率は、中国電信（601728/SH）が3.9％、中国石油天然気（601857/SH）が2.3％、中国人寿保険（601628/SH）が2.2％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.0％、中国石油化工（600028/SH）が1.7％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.63ポイント（0.22％）安の288.63ポイント、深センB株指数が1.47ポイント（0.12％）安の1183.11ポイントで推移している。


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