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2022/11/23 17:36

香港大引:ハンセン0.6%高で6日ぶり反発、ネット株が相場主導 無料記事

 23日の香港マーケットは、主要73銘柄で構成されるハンセン指数が前日比99.40ポイント(0.57%)高の17523.81ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が43.89ポイント(0.74%)高の5945.11ポイントとそろって6日ぶりに反発した。売買代金は963億1240万香港ドルに縮小している(22日は1271億9650万香港ドル)。
 米株高を好感した買いが先行。米長期金利の低下や小売企業の決算上振れで昨夜の米株は反発し、主要株価指数のNYダウは3カ月ぶりの高値水準を回復した。中国当局が景気テコ入れスタンスを強めていることも、改めて材料視されてる。中国ネット企業を巡る不透明感が薄らいでいることもプラス。阿里巴巴集団HD(9988/HK)傘下の金融サービス会社、マ蟻集団(アント・グループ)に対し、中国当局が10億米ドル(約1410億円)超の罰金を科すもよう――と伝わったことを受け、一部外電は、「当局主導の改革が終結に近づいていることを示唆するもの」との見方を示した。ただ、上値は重い。中国の新型コロナウイルス感染拡大が止まらず、早期のリオープン(経済再開)に対する期待がはく落している。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、インターネット検索中国最大手の百度集団(9888/HK)が3.4%高、Eコマースの京東集団(9618/HK)が3.3%高、上述した中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HDが3.1%高と上げが目立った。百度集団については、7〜9月期決算の実質黒字が支援材料。業績が改善しているとの見方が広がっている。
 ゼネコンや建機、エンジニアリングなどインフラ建設セクターも高い。中国鉄建(1186/HK)が4.2%、中国中鉄(390/HK)が3.7%、中国交通建設(1800/HK)が3.3%、中国龍工HD(3339/HK)が5.5%、中聯重科(1157/HK)が1.4%、中アルミ国際工程(2068/HK)が25.3%、中国冶金科工(1618/HK)が2.5%ずつ上昇した。産業支援の動きを引き続き材料視。中国人民銀行(中央銀行)と中国銀行保険監督管理委員会は21日、インフラ投資支援のため中長期融資を拡大するよう国内銀行に要請した。
 中国発電セクターも物色される。華潤電力HD(836/HK)が6.0%高、中国電力国際発展(2380/HK)が5.0%高、華能国際電力(902/HK)が3.8%高、華電国際電力(1071/HK)が3.5%高と値を上げた。
 半面、レストランチェーンや酒造の飲食関連はさえない。海倫司国際HD(9869/HK)が4.9%安、呷哺呷哺餐飲管理(520/HK)が3.2%安、青島ビール(168/HK)が1.7%安、百威亜太HD(1876/HK)が1.2%安と値を下げた。
 医薬品セクターも安い。康希諾生物(6185/HK)が13.5%、百済神州(6160/HK)が4.3%、緑葉製薬集団(2186/HK)が3.6%、上海復星医薬集団(2196/HK)が3.2%ずつ下落した。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.26%高の3096.91ポイントで取引を終了した。インフラ関連株が高い。エネルギー株、金融株、公益株、素材株、運輸株、半導体株なども買われた。半面、医薬品株は安い。自動車株、不動産株、メディア関連株、酒造・食品株の一角も売られた。


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