3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.77ポイント（0.20％）高の3317.42ポイントと反発している。
　中国景気の持ち直し期待が改めて強まる流れ。2023年の中国経済成長目標について、最大で6％になる可能性があると報じられた。5日に開幕する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）の冒頭で公表される「政府活動報告」では、国民総生産（GDP）成長率目標など今年の政策指針が明らかにされる予定となっている。ただ、政策動向を見極めたいとするスタンスも根強く、上値を買い進む動きはみられない。
　主要銘柄の値上がり率は、上海韋爾半導体（603501/SH）が2.5％、中国電力建設（601669/SH）が2.1％、三安光電（600703/SH）が1.9％、薬明康徳（603259/SH）が1.2％、中国石油化工（600028/SH）が1.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.42ポイント（0.14％）高の297.25ポイント、深センB株指数が2.54ポイント（0.21％）高の1226.22ポイントで推移している。


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