6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.55ポイント（0.23％）安の3224.89ポイントと4日ぶりに反落している。
　様子見ムードが広がる流れ。中国指標の発表も気がかり材料となった。中国国内では今週から来週にかけ、5月の重要経済指標が相次ぎ発表される。あす7日は貿易統計、9日は物価統計、15日は鉱工業生産や小売売上高など。ほか、15日までに金融統計も予定されている。また、米半導体大手の訪中見送りも失望された。ITハイテク株に売りが先行している。
　主要銘柄の値下がり率は、聞泰科技（ウイングテック・テクノロジー：600745/SH）が2.0％、上海書爾半導体(603501/SH)が1.9％、六零安全科技（601360/SH）が1.7％、中国石油化工（600028/SH）が1.1％、宝山鋼鉄（600019/SH）が1.0％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.39ポイント（0.14％）安の273.84ポイント、深センB株指数が1.36ポイント（0.12％）高の1113.34ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。