2023/07/11 10:57
本土株:上海総合は0.1%高で続伸、深センB株は0.03%安
11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.63ポイント(0.14%)高の3208.33ポイントと小幅に続伸している。
中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)と国家金融監督管理総局は10日、昨年11月に発表した不動産業界に対する金融支援策について、一部の実施期限を2024年末まで延長すると発表した。中国景気の回復遅れが懸念される中、「当局は追加の刺激出すを打ち出す」との観測が根強い状況。市場関係者の間からは、「人民銀は金融緩和を強める」との観測も流れている。ただ、上値は重い。指標発表前に、様子見ムードも漂った。中国では今週13日に6月の貿易統計、週明け17日に第2四半期GDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産)などが報告される。
主要銘柄の値上がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.6%、金地集団(600383/SH)が2.6%、緑地HD(600606/SH)が1.4%、曙光信息産業(603019/SH)が1.3%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント(0.14%)安の265.19ポイント、深センB株指数が0.39ポイント(0.03%)安の1148.06ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の景気支援スタンスが好感される流れ。中国人民銀行(中央銀行)と国家金融監督管理総局は10日、昨年11月に発表した不動産業界に対する金融支援策について、一部の実施期限を2024年末まで延長すると発表した。中国景気の回復遅れが懸念される中、「当局は追加の刺激出すを打ち出す」との観測が根強い状況。市場関係者の間からは、「人民銀は金融緩和を強める」との観測も流れている。ただ、上値は重い。指標発表前に、様子見ムードも漂った。中国では今週13日に6月の貿易統計、週明け17日に第2四半期GDP成長率、6月の各種経済統計(小売売上高や鉱工業生産)などが報告される。
主要銘柄の値上がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が3.6%、金地集団(600383/SH)が2.6%、緑地HD(600606/SH)が1.4%、曙光信息産業(603019/SH)が1.3%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.37ポイント(0.14%)安の265.19ポイント、深センB株指数が0.39ポイント(0.03%)安の1148.06ポイントで推移している。
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