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2022/12/09 10:50

続伸、ハンセンは237ポイント高 無料記事

ハンセン指数          19686.88 +236.65 +1.22%
中国本土株指数(旧H株指数) 6751.72 +84.95 +1.27%
H科技(テック)指数      4320.29 +50.08 +1.17%

 9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。中国で来週15日にも、翌年の経済政策方針を決める重要会議「中央経済工作会議」が始まるもよう――と伝わった。報道によれば、不動産を巡る政策スタンスが一段と軟化する可能性があるという。中国リオープン(経済再開)の進展も引き続き材料視された。中国本土で新型コロナウイルスの新規感染者数は、7日まで10日連続で減少。当局がコロナ防疫措置の緩和方針を打ち出したこともあり、各地で行動抑制などの措置が解除されつつある。また、中国本土に続き、香港・マカオ政府も8日、入境者の検査義務緩和などを発表した。なお、寄り付き直後に公表された11月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)が前年同月比プラス1.6%となり、市場予想(1.6%)に一致。生産者物価指数(PPI)はマイナス1.3%となり、予想(マイナス1.5%)ほど鈍化しなかった。指数は寄り付き後、上げ幅を広げている。
 主要銘柄の値上がり率は、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が6.4%、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が5.0%、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が5.0%、新世界発展(ニュー・ワールド・ディベロップメント:17/HK)が4.8%、中国海外発展(チャイナ・オーバーシーズランド:688/HK)が4.2%など。


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