ハンセン指数 　 　 　　　　　19904.58 -73.67 -0.37％
中国本土株指数（旧H株指数） 6768.13 -21.24 -0.31％
H科技（テック）指数 　　　　　3960.39 +2.14 +0.05％

　17日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶり反落している。内外の景気懸念が重しとなる流れ。米国では4月の小売売上高が前月比で大幅下振れし、主力小売企業の決算も売上高が予想以上に減少した。消費減速の警戒感が強まっている。一方、16日に発表された4月の中国経済統計では、小売売上高や鉱工業生産が予想を下回り、総じて弱い内容。これまでに報告された4月の経済指標に関しても、景気鈍化を示唆する内容が相次いでいる。中国経済持ち直しが遅れていると不安視される状況だ。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が根強いほか、主力ネット企業の好決算などが相場を下支えしている。
　主要銘柄の値下がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が3.6％、中国移動(チャイナ・モバイル：941/HK)が2.7％、翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ：3692/HK)が2.0％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が1.9％、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が1.6％など。


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