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2023/06/14 10:55

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、深センB株も0.1%高 無料記事

 14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.41ポイント(0.14%)高の3238.08ポイントと続伸している。
 前日の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が相場を支えている。中国の国家発展改革委員会など4部門は13日、企業のコスト低減に向けた22項目の措置を発表した。金融緩和の期待も高まる。中国人民銀行(中央銀行)は13日、7日物リバースレポ金利と常設貸出ファシリティ(SLF)金利を引き下げた。このことを踏まえ、今週15日に公表される今月の中期貸出ファシリティ(MLF)金利や、20日公表の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しても、引き下げ観測が流れている。また、前日引け後に発表された5月の金融統計は下振れたものの、嫌気する売りは限定的。むしろ、景気支援の動きが強まるとの期待につながっている。
 主要銘柄の値上がり率は、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.0%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.8%、中国人寿保険(601628/SH)が1.5%、中国石油天然気(601857/SH)が1.2%、中国石油化工(600028/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.39ポイント(0.14%)高の271.87ポイント、深センB株指数が1.24ポイント(0.11%)高の1125.04ポイントで推移している。


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