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2022/12/16 10:56

本土株:上海総合は0.3%安で続落、深センB株は0.5%安 無料記事

 16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.13ポイント(0.26%)安の3160.52ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の先行き不安が強まっている。国家統計局が15日発表した11月の経済統計では、消費や投資関連などが軒並み事前予想を下回った。中でも小売売上高は前年同月比で5.9%減少し、2カ月連続のマイナス成長となっている。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。延期が見込まれていた翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、当初の観測通り、15日に始まったもようだ。例年通りなら、3日間の日程で開催され、最終日に国営メディアが声明を報道する。
 主要銘柄の値下がり率は、上海韋爾半導体(603501/SH)が2.3%、聞泰科技(600745/SH)が2.0%、長城汽車(601633/SH)が1.6%、中国北方稀土(600111/SH)が1.3%、中国聯通(600050/SH)が1.3%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.50ポイント(0.17%)高の290.64ポイント、深センB株指数が5.36ポイント(0.46%)安の1157.86ポイントで推移している。


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