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2023/05/10 10:55

本土株:上海総合は0.4%安で続落、深センB株は0.1%高 無料記事

 10日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比14.25ポイント(0.42%)安の3343.42ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国景気の持ち直しには時間がかかる――との見方が広がっている。中国輸入の低迷などを受け、内需の弱さが指摘された。また、米中のインフレ指標発表を前に、様子見ムードも漂っている。ただ、下値は限定的。中国景況感の悪化などを背景に、「当局は景気対策を強める」との期待も根強い状況だ。また、国有企業株のバリュエーション見直しの動きも継続。発電など関連銘柄の一角は物色されている。
 主要銘柄の値下がり率は、中国銀河証券(601881/SH)が6.0%、中国銀行(601988/SH)が3.3%、中国人寿保険(601628/SH)が1.7%、上海国際港務(600018/SH)が1.7%、中国石油天然気(601857/SH)が1.6%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.17ポイント(0.06%)高の292.09ポイント、深センB株指数が0.96ポイント(0.08%)高の1189.20ポイントで推移している。


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