/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2022/12/29 16:25

中国大引:上海総合0.4%安で続落、不動産株に売り 無料記事

29日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比13.70ポイント(0.44%)安の3073.70ポイントと続落した。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。中国リオープン(経済再開)の進展に伴い、国内感染が急増していることがマイナス材料だ。経済活動が再び停滞すると懸念されている。また、米長期金利が上昇基調を強める中、人民元安進行の不安もくすぶる状況だ。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、不動産の下げが目立つ。格力地産(600185/SH)が5.9%安、緑地HD(600606/SH)が3.6%安、金地集団(600383/SH)が2.4%安、保利地産(600048/SH)が2.3%安で引けた。
 エネルギー株も安い。中国神華能源(601088/SH)が2.1%、中国石油天然気(601857/SH)と中国石油化工(600028/SH)がそろって1.8%ずつ下落した。素材株、運輸株、消費関連株、金融株、公益株なども売られている。
 半面、医薬品株は高い。康縁薬業(600557/SH)が7.6%、人福医薬集団(600079/SH)が4.2%、薬明康徳(603259/SH)が2.3%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が2.0%ずつ上昇した。軍事関連株、ハイテク株の一角も買われている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.61ポイント(0.22%)安の279.92ポイント、深センB株指数が4.70ポイント(0.41%)高の1148.43ポイントで終了した。




内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース