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2022/11/21 10:56

本土株:上海総合は1.1%安で続落、上海B株は0.8%安 無料記事

 週明け21日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比33.21ポイント(1.07%)安の3064.04ポイントと4日続落している。
 中国経済活動の停滞が危惧される流れ。中国の新型コロナウイルス感染者数は連日で2万人を超過し、北京市では約半年ぶりに感染者1名が死亡した。北京市はコロナ防疫措置を強化し、一部地区で店内飲食を禁止している。共産党機関紙「人民日報」は連日で、感染を徹底的に封じ込める「ゼロコロナ」政策の堅持を強調。経済正常化の遅れも懸念された。
 なお、銀行貸し出しの指標となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」の11月分が寄り付き前に公表され、住宅ローン金利の指標となる5年物は4.30%、実質的な政策金利となる1年物は3.65%と予想通りそれぞれ前月から据え置かれた。
 主要銘柄の値下がり率は、中国旅遊集団中免(601888/SH)が3.9%、保利地産(600048/SH)が3.4%、招商銀行(600036/SH)が2.9%、貴州茅台酒(600519/SH)が2.2%、中国人寿保険(601628/SH)が1.9%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.21ポイント(0.77%)安の285.62ポイント、深センB株指数が3.82ポイント(0.34%)安の1125.93ポイントで推移している。


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