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2022/12/16 10:40

続落、ハンセンは96ポイント安 無料記事

ハンセン指数          19272.36 -96.23 -0.50%
中国本土株指数(旧H株指数) 6567.34 -24.12 -0.37%
H科技(テック)指数      4095.22 -41.20 -1.00%

 16日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。中国の経済指標下振れに続き、米国でも小売や鉱工業生産の指標が予想を下回った。また、米連邦準備理事会(FRB)に続き、欧州中央銀行(ECB)も前会合に続き利上げを決定。米国や欧州の利上げは長期化する――と予測される中、金利高が景気を冷やすとの不安も高まっている。昨夜の欧米株が急落した流れを香港でも継いだ。
 もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策の期待感が相場を下支えしている。延期が見込まれていた翌年の経済政策方針を決める中国の重要会議「中央経済工作会議」は、当初の観測通り、15日に始まったもようだ。例年通りなら、3日間の日程で開催され、最終日に国営メディアが声明を報道する。
 主要銘柄の値下がり率は、百度集団(バイドゥ:9888/HK)が2.9%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が2.6%、中電HD(CLPホールディングス:2/HK)が2.0%、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が1.8%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が1.8%など。


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