週明け31日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比43.61ポイント（1.33％）高の3319.53ポイントと続伸している。
　前週末の好地合いを継ぐ流れ。中国経済対策の期待感が持続している。24日の中央政治局会議で示された景気下支え方針については、今後、具体的な政策が打ち出される見通しだ。なお、寄り付き直後に公表された中国の今年7月の製造業購買担当者景気指数（PMI）は49.3。前月実績と市場予想（ともに49.0）を上回っている。
　主要銘柄の値上がり率は、中信証券（600030/SH）が4.6％、万華化学集団（600309/SH）が4.0％、中国人寿保険（601628/SH）が2.9％、中国農業銀行（601288/SH）が1.9％、貴州茅台酒（600519/SH）が1.9％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.25ポイント（0.45％）高の276.36ポイント、深センB株指数が8.52ポイント（0.70％）高の1221.90ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。