16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.84ポイント（0.06％）高の3135.92ポイントと続伸している。
　中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。前日公表された小売売上高や鉱工業生産など10月の経済指標が弱い内容だったことを受け、市場では「当局は景気テコ入れ策を強化する」との思惑が根強い状況だ。ただ、上値は重い。指数は前日の上昇が急ピッチだったこともあり、売り圧力も意識されている。
　主要銘柄の値上がり率は、中遠海運能源運輸（600026/SH）が5.9％、華能国際電力（600011/SH）が4.3％、聞泰科技（600745/SH）が3.5％、陝西煤業（601225/SH）が1.7％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.5％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.66ポイント（0.23％）安の291.98ポイント、深センB株指数が2.01ポイント（0.18％）安の1136.05ポイントで推移している。


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