21日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.60ポイント（0.08％）高の3076.37ポイントと5日ぶりに反発している。
　自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合医師数は前日まで4日続落し、足もとでは約1カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。ただ、上値は限定されている。新型コロナウイルスの感染者が国内で急増する中、足もとの経済活動が停滞すると不安視される状況だ。
　主要銘柄の値上がり率は、ショウ州片仔コウ薬業（600436/SH）が3.6％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が2.0％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.4％、中国旅遊集団中免（601888/SH）が1.3％、海爾智家（600690/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.38ポイント（0.13％）高の286.61ポイント、深センB株指数が0.09ポイント（0.01％）安の1143.32ポイントで推移している。


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