9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.00ポイント（0.15％）高の3237.10ポイントと反発している。
　中国人民銀行（中央銀行）の資金供給スタンスが好感される流れ。人民銀は7日までリバースレポ取引により連日で市中から資金を引き揚げていたが、8日から資金供給に転じ、9日は満期分との差引で3870億人民元を市中供給している。リオープン（経済再開）が進展していることもあり、中国景気の持ち直しも改めて意識された。
　主要銘柄の値上がり率は、春秋航空（601021/SH）が2.2％、山西杏花村フェン酒（600809/SH）が1.8％、華能国際電力（600011/SH）が1.5％、上海錦江国際酒店発展（600754/SH）が1.4％、中国人寿保険（601628/SH）が1.2％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が4.78ポイント（1.61％）安の292.74ポイント、深センB株指数が1.61ポイント（0.13％）高の1223.11ポイントで推移している。


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