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2023/07/21 10:45

反発、ハンセンは66ポイント高 無料記事

ハンセン指数          18994.28   +66.26 +0.35%
中国本土株指数(旧H株指数) 6392.64   +28.52 +0.45%
H科技(テック)指数      4090.01   +26.27 +0.65%

 21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が4日ぶりに反発している。前日までの続落を受け、ひとまず買い戻しが優勢となる流れ。人民元安の警戒感が薄れたこともプラスだ。中国人民銀行(中央銀行)は21日、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向へと設定。外国為替市場では、人民元高・米ドル安が進んでいる。もっとも、上値は重い。中国景気持ち直し遅れの警戒感が依然としてくすぶっている。足もとでは関係部門が相次ぎ景気支援策を発表しているものの、「景気押し上げには力不足」との声も一部から聞かれた。早ければ来週にも開催される中央政治局会議では、下半期の政策方針が決定される見通し。財政・金融政策を見極めたいとするスタンスが強まっている。
 主要銘柄の値上がり率は、翰森製薬集団(ハンソー・ファーマシューティカル・グループ:3692/HK)が1.8%、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が1.4%、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が1.3%、美団(メイトゥアン:3690/HK)が1.2%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が1.2%など。


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