16日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.81ポイント（0.09％）高の3283.31ポイントと反発している。
　投資家心理が上向く流れ。昨夜の米株高が好感されたほか、中国の景気テコ入れスタンスも改めて材料視されている。中国共産党の機関誌「求是」に掲載された習近平・国家主席の談話では、消費回復を優先課題とする方針などが示された。
　主要銘柄の値上がり率は、中国国際航空（601111/SH）が2.0％、中国太平洋保険（601601/SH）が1.5％、中国建築（601668/SH）が1.5％、長城汽車（601633/SH）が1.3％、海爾智家（600690/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.07ポイント（0.02％）高の296.71ポイント、深センB株指数が0.99ポイント（0.08％）高の1237.76ポイントで推移している。


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