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2023/05/22 11:03

本土株:上海総合は0.1%安で続落、上海B株も0.1%安 無料記事

 週明け22日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時39分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比3.40ポイント(0.10%)安の3280.14ポイントと小幅に続落している。
 中国と西側諸国の対立が不安視されている。主要7カ国首脳会議(G7サミット)は20日、「台湾海峡の平和と安定」などを明記した首脳宣言を発出した。そのことについて中国外交部は20日夜、「中国の内政に対する乱暴な干渉」だとして強烈な抗議の報道官談話を発表している。ただ、下値は限定的。中国景気の先行き不安がくすぶる中、当局の経済対策に対する期待感が強まっている。
 なお、朝方公表された中国の5月最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、1年物(前月は3.65%)と5年物(同4.30%)が予想通りそれぞれ9カ月連続で据え置かれた。
 主要銘柄の値下がり率は、人福医薬集団(600079/SH)が2.9%、三六零安全科技(601360/SH)が2.2%、青島ビール(600600/SH)が2.2%、中国国際金融(601995/SH)が1.6%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.5%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.26ポイント(0.09%)安の288.80ポイント、深センB株指数が2.53ポイント(0.22%)高の1174.96ポイントで推移している。


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