12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比6.52ポイント（0.20％）安の3214.85ポイントと3日ぶりに反落している。
　指標発表を控え、様子見ムードが漂う流れ。中国では今週13日に6月の貿易統計、週明け17日に第2四半期GDP成長率、6月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生産）などが報告される予定だ。もっとも、下値は限定的。人民元相場が安定していることや、金融統計の上振れなどが相場を下支えしている。昨日引け後に報告された6月の金融統計では、国内金融機関の新規融資が市場予想以上に前月から急増し、マネーサプライ（通貨供給量）M2の伸びも予想を上回った。
　主要銘柄の値下がり率は、中国東方航空（600115/SH）が5.1％、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.1％、三安光電（600703/SH）が2.2％、曙光信息産業（603019/SH）が1.9％、仏山市海天調味食品（603288/SH）が1.3％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.80ポイント（0.30％）安の266.65ポイント、深センB株指数が4.80ポイント（0.42％）高の1158.32ポイントで推移している。


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