ハンセン指数 　 　 　　　　　19261.64 　-44.95 -0.23％
中国本土株指数（旧H株指数） 6559.84 　-30.98 -0.47％
H科技（テック）指数 　　　　　4025.22 　 -29.13 -0.72％

　4日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。新規の買い材料に乏しい中、景気不安が改めて意識される流れ。中国ではこのところ、軟調な経済指標の発表が相次いでいる。当局が追加の景気刺激策を打ち出すとの期待はあるものの、具体的な対策を見極めたいとするスタンスも漂った。米景気の先行き不安も強まる。米債券市場では、10年債利回りが2年債利回りを下回る逆イールド（景気後退の前兆とされる）が加速し、昨夜は1980年代以来の大きさに接近した。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。人民元安進行の警戒感が薄らいでいる。中国人民銀行（中央銀行）は4日、人民元レートの対米ドル基準値を前日に続き元高方向で設定した。4日の外国為替市場は、人民元高・米ドル安方向に振れている。
　主要銘柄の値下がり率は、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が2.4％、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が2.3％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が2.0％、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス：2269/HK)が1.6％、中国中信(CITIC：267/HK)が1.4％など。


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