2023/07/31 10:46
続伸、ハンセンは398ポイント高
ハンセン指数 20314.66 +398.10 +2.00%
中国本土株指数(旧H株指数) 7004.64 +196.17 +2.88%
H科技(テック)指数 4672.77 +206.20 +4.62%
週明け31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が3日続伸している。内外の好材料が投資家心理を上向かせる流れ。中国経済政策の期待感が持続していることに加え、米インフレ鈍化も材料視された。米商務省が公表した6月の個人消費支出(PCE)統計では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ動向の目安とするコア価格指数の伸びが前年同月比で4.1%にとどまり、2021年9月以来で最小を記録。インフレ鈍化を受け、FRBの利上げサイクル終了の期待が改めて高まっている。なお、寄り付き直後に公表された中国の今年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3。前月実績と市場予想(ともに49.0)を上回っている。
個別では、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が10.6%。同社は30日、23年6月中間期の純利益が継続事業ベースで22億人民元以上に大幅拡大するとの見通しを示した。ほか、主要銘柄の値上がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が8.0%、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が6.3%、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ:1378/HK)が5.9%、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス:175/HK)が5.7%など。
一方、指数銘柄以外では、約1年4カ月ぶりに取引再開した不動産デベロッパー大手の世茂集団HD(シーマオ・グループ:813/HK)が54.5%安で推移。同社株は決算遅延などにより、22年4月1日付で売買を一時停止していた。28日引け後に公表した21年通期、22年通期決算はいずれも赤字となっている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国本土株指数(旧H株指数) 7004.64 +196.17 +2.88%
H科技(テック)指数 4672.77 +206.20 +4.62%
週明け31日の香港マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標のハンセン指数が3日続伸している。内外の好材料が投資家心理を上向かせる流れ。中国経済政策の期待感が持続していることに加え、米インフレ鈍化も材料視された。米商務省が公表した6月の個人消費支出(PCE)統計では、米連邦準備理事会(FRB)がインフレ動向の目安とするコア価格指数の伸びが前年同月比で4.1%にとどまり、2021年9月以来で最小を記録。インフレ鈍化を受け、FRBの利上げサイクル終了の期待が改めて高まっている。なお、寄り付き直後に公表された中国の今年7月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は49.3。前月実績と市場予想(ともに49.0)を上回っている。
個別では、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が10.6%。同社は30日、23年6月中間期の純利益が継続事業ベースで22億人民元以上に大幅拡大するとの見通しを示した。ほか、主要銘柄の値上がり率は、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス:960/HK)が8.0%、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が6.3%、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ:1378/HK)が5.9%、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス:175/HK)が5.7%など。
一方、指数銘柄以外では、約1年4カ月ぶりに取引再開した不動産デベロッパー大手の世茂集団HD(シーマオ・グループ:813/HK)が54.5%安で推移。同社株は決算遅延などにより、22年4月1日付で売買を一時停止していた。28日引け後に公表した21年通期、22年通期決算はいずれも赤字となっている。
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