2日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比16.15ポイント（0.50％）高の3220.78ポイントと続伸している。
　内外環境の改善で投資家心理が上向く流れ。米国では、デフォルト（債務不履行）や過度な金融引き締めの懸念が後退している。中国では極端な景気不安が薄らぐ。前日公表された5月の財新中国製造業PMI（民間による）は50.9に上向き、2カ月ぶりに景況判断の境目となる50を回復した。
　主要銘柄の値上がり率は、中国銀河証券（601881/SH）が2.6％、中国アルミ（601600/SH）が2.4％、紫金鉱業集団（601899/SH）が2.1％、中国平安保険（601318/SH）が1.5％、中国石油天然気（601857/SH）が1.4％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.22ポイント（0.45％）高の271.93ポイント、深センB株指数が5.45ポイント（0.50％）高の1097.25ポイントで推移している。


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