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2023/01/13 13:26

香港前場:ハンセン0.2%高で3日続伸、上海総合は0.6%上昇 無料記事

13日前場の香港マーケットは、主要76銘柄で構成されるハンセン指数が前日比35.32ポイント(0.16%)高の21549.42ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が7.54ポイント(0.10%)高の7319.38ポイントと小幅ながらそろって3日続伸した。売買代金は653億3440万香港ドルに縮小している(12日前場は936億7510万香港ドル)。
 米国のインフレ鈍化が好感される流れ。米労働省が公表した12月の米消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で6.5%上昇にとどまり、予想通り前月(↑7.1%)から鈍化した。米連邦準備理事会(FRB)は利上げペースを減速させるとの見方が広がり、米債券市場では米10年債利回りが急低下している。ただ、上値は重い。このところの上昇基調を受け、売り圧力が意識された。また、中国ネット株に対する締め付け懸念の再燃も逆風となっている。ハンセン指数はマイナス圏に沈む場面もみられた。外電は13日、「中国政府はネット大手傘下企業の黄金株(重要議案を否決できる権利を持つ種類株式)取得に向け動いている」などと報じている。取引中の公表された昨年12月の中国貿易統計は、ドル建ての輸出と輸入がマイナス成長を強いられたものの、減少率は予想より小幅だった。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、中国オンラインゲーム大手の網易(9999/HK)が3.1%高、石油グループ大手の中国石油天然気(857/HK)とバイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(2269/HK)がそろって2.9%高と上げが目立った。
 セクター別では、エアラインや代理店など旅行関連が高い。中国南方航空(1055/HK)が4.0%、中国国際航空(753/HK)が2.9%、中国東方航空(670/HK)が1.8%、同程旅行HD(780/HK)が3.2%、携程集団(9961/HK)が1.4%ずつ上昇した。
 自動車セクターもしっかり。華晨中国汽車HD(1114/HK)が4.4%高、東風汽車集団(489/HK)が2.2%高、北京汽車(1958/HK)が2.1%高、長城汽車(2333/HK)が1.5%高で前場取引を終えた。
 半面、家電やスポーツ用品の中国消費セクターは安い。創維集団(751/HK)が5.8%、TCL電子HD(1070/HK)が4.2%、海信家電集団(921/HK)が2.0%、李寧(2331/HK)が2.1%、特歩国際HD(1368/HK)が2.0%ずつ下落した。
 中国ネット株の一角もさえない。中国電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(9618/HK)と飲食ポータルサイトの美団(3690/HK)がそろって2.0%安で引けた。ハンセン科技(テック)指数は0.04%逆行安している。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.56%高の3181.09ポイントで前場の取引を終了した。金融株が高い。食品・酒造株、運輸株、医薬品株、エネルギー株、素材株なども買われた。半面、ハイテク株は安い。公益株、自動車株も売られた。



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