ハンセン指数 　 　 　　　　　　16946.02 -96.89 -0.57％
中国本土株指数（旧H株指数） 5816.26 -41.28 -0.70％
H科技（テック）指数 　　　　　 3860.69 -38.95 -1.00％

　12月1日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。米長期金利の上昇一服や、中国不動産デベロッパーの債務問題蒸し返しなどが売り材料だ。昨夜の米債券市場では、このところ連日で低下していた米10年債利回りが急上昇している。中国では、流動性危機に直面する中国恒大集団（チャイナ・エバーグランデ：3333/HK）が11月30日引け後、主力子会社の恒大地産集団について、未償還債務残高が今年10月末時点で約3013億6300万人民元（約6兆2959億円）となっていることを明らかにした。
　主要銘柄の値下がり率は、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が3.2％、新世界発展(ニュー・ワールド・ディベロップメント：17/HK)が2.9％、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド：1109/HK)が2.3％、龍湖集団HD(ロンフォー・グループ・ホールディングス：960/HK)が2.0％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が1.9％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。