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2023/08/09 10:57

本土株:上海総合は0.3%安で続落、上海B株は0.2%安 無料記事

 9日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比9.07ポイント(0.28%)安の3251.55ポイントと3日続落している。
 前日までの軟調地合いを継ぐ流れ。地方政府や不動産デベロッパーの債務問題が再びクローズアップされる中、国内経済の先行き不安もくすぶる状況だ。朝方公表された今年7月の中国物価統計は、消費者物価指数(CPI)がマイナス0.3%、生産者物価指数(PPI)はマイナス4.4%という結果。CPIは予想ほどではなかったがマイナス圏に突入し、PPIは前月から改善したものの、市場予想(マイナス4.0%)以上に下落した。
 主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が3.9%、中国国際金融(601995/SH)が1.9%、華能国際電力(600011/SH)が1.6%、中国光大証券(601788/SH)が1.2%、三一重工(600031/SH)が1.1%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.63ポイント(0.23%)安の274.57ポイント、深センB株指数が0.40ポイント(0.03%)安の1214.26ポイントで推移している。


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