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2023/08/11 10:45

反落、ハンセンは34ポイント安 無料記事

ハンセン指数           19214.38  -33.88 -0.18%
中国本土株指数(旧H株指数) 6596.21  -32.34 -0.49%
H科技(テック)指数       4329.90   -48.14 -1.10%

 11日の香港マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標のハンセン指数が3日ぶりに反落している。投資家の慎重スタンスが強まる流れ。米長期金利の上昇や米中対立の警戒感、中国不動産業の債務問題などが重しとなっている。ただ、下値は限定的。中国経済対策の期待感が根強い中、指数は小じっかりでスタートしている。
 個別では、不動産デベロッパー大手の碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が8.7%安。同社は10日引け後、2023年6月中間期の業績予告を更新し、純損失が450億〜550億人民元となる見通しを示した。ほか、主要銘柄の値下がり率は、信義玻璃HD(信義ガラス:868/HK)が2.6%、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が2.4%、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス:6098/HK)が2.2%、信義光能HD(シンイ・ソーラー・ホールディングス:968/HK)が2.1%など。
 一方、中国のEコマース最大手、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が2.4%高。同社が昨日引け後に公表した4〜6月期決算は51%増益となり、市場予想も上回っている。


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