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2023/12/28 13:22

香港前場:ハンセン1.5%高で続伸、上海総合は1.1%上昇 無料記事

 28日前場の香港マーケットは、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前日比251.85ポイント(1.51%)高の16876.69ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が102.43ポイント(1.83%)高の5706.13ポイントと続伸した。売買代金は509億7670万香港ドルとなっている(27日前場は577億4410万香港ドル)。
 前日の好地合いを継ぐ流れ。早期の米利下げ観測や、中国企業の業績成長などが引き続き相場の支えとなっている。昨夜の米市場では、米連邦準備理事会(FRB)が2024年前半にも利下げに転じるとの見方が強まる中、主要指標のNYダウが0.1%高と4日続伸し、5営業日ぶりに終値で史上最高値を更新した。中国では、工業企業の利益総額が今年11月に前年同月比で29.5%増加。4カ月連続でプラス成長を維持し、増加率は10月の2.7%から拡大している。また、中国政府は内需拡大で景気回復を目指す方針――などと報じられたことも好材料だ。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、自動車ディーラー大手の中升集団HD(881/HK)が6.8%高、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が6.2%高、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が5.6%高と上げが目立った。吉利汽車については、傘下の高級電気自動車(EV)ブランド「極コク(ZEEKR)」の最新モデル「007」が予約好調と伝わったことも好感されている。
 セクター別では、自動車が高い。上記した中升集団や吉利汽車のほか、理想汽車(2015/HK)が4.6%、比亜迪(BYD:1211/HK)が3.1%、長城汽車(2333/HK)が2.9%ずつ上昇した。
 中国不動産セクターも急伸。碧桂園HD(2007/HK)が6.9%高、融創中国HD(1918/HK)が6.5%高、旭輝(884/HK)が5.5%高、雅居楽集団HD(3383/HK)が5.0%高と値を上げた。
 スポーツ用品や家電など消費セクターも物色される。中国動向(3818/HK)が7.7%高、361度国際(1361/HK)が5.3%高、李寧(2331/HK)が3.7%高、TCL電子HD(1070/HK)が5.3%高、創維集団(751/HK)が2.7%高で引けた。
 セメントや非鉄の素材セクターもしっかり。中国建材(3323/HK)が3.8%高、安徽海螺水泥(914/HK)が2.5%高、華潤水泥HD(1313/HK)が2.4%高、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が4.6%高、江西銅業(358/HK)が3.7%高で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットも続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比1.11%高の2947.01ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が高い。不動産株、消費関連株、素材株、インフラ関連株、医薬株、保険・証券株、空運株なども買われた。半面、海運株は安い。エネルギー株、公益株、銀行株も売られた。


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