2023/11/22 17:41
香港大引:ハンセン0.7ポイント高で小反発、百度は4.5%上昇
22日の香港マーケットは、主要80銘柄で構成されるハンセン指数が前日比0.71ポイント(0.00%)高の17734.60ポイントと小反発する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は1.84ポイント(0.03%)安の6076.63ポイントと小幅に続落した。売買代金は811億3520万香港ドルに縮小している(21日は1072億4410万香港ドル)。
ハイテク大手の好決算が相場を支える流れ。百度集団(9888/HK)や快手科技(1024/HK)が発表した7〜9月期決算は、純損益がそれぞれ黒字に転換している。百度株が4.5%高、快手株が2.9%高と値を上げた。ただ、全体相場に影響を与えるような新規材料は乏しく、指数は前日の終値をはさみ、小幅に一進一退している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、上述した百度のほか、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が2.3%高、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が1.6%高と上げが目立った。
セクター別では、中国不動産の一角が高い。世茂集団HD(813/HK)が17.9%、碧桂園HD(2007/HK)が4.9%、融創中国HD(1918/HK)が4.2%ずつ上昇した。当局の業界支援スタンスが引き続き手がかりになっている。
半面、ツアー会社やエアラインなど旅行関連の銘柄は安い。携程集団(9961/HK)が4.1%、縦横遊HD(8069/HK)が3.0%、中国南方航空(1055/HK)と中国東方航空(670/HK)がそろって1.5%ずつ下落した。
レアアース・非鉄関連の銘柄群もさえない。エネルギー・資源会社の中信資源HD(1205/HK)が2.9%安、希土類磁石メーカー大手の江西金力永磁科技(6680/HK)が2.1%安、非鉄金属・鉱石の五鉱資源(1208/HK)が1.3%安で引けた。
一方、本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.79%安の3043.61ポイントで取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、素材株、インフラ関連株、医薬株、公益株なども売られた。半面、通信関連株は高い。メディア・娯楽株も買われた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
ハイテク大手の好決算が相場を支える流れ。百度集団(9888/HK)や快手科技(1024/HK)が発表した7〜9月期決算は、純損益がそれぞれ黒字に転換している。百度株が4.5%高、快手株が2.9%高と値を上げた。ただ、全体相場に影響を与えるような新規材料は乏しく、指数は前日の終値をはさみ、小幅に一進一退している。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、上述した百度のほか、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が2.3%高、通信キャリア大手の中国聯通(762/HK)が1.6%高と上げが目立った。
セクター別では、中国不動産の一角が高い。世茂集団HD(813/HK)が17.9%、碧桂園HD(2007/HK)が4.9%、融創中国HD(1918/HK)が4.2%ずつ上昇した。当局の業界支援スタンスが引き続き手がかりになっている。
半面、ツアー会社やエアラインなど旅行関連の銘柄は安い。携程集団(9961/HK)が4.1%、縦横遊HD(8069/HK)が3.0%、中国南方航空(1055/HK)と中国東方航空(670/HK)がそろって1.5%ずつ下落した。
レアアース・非鉄関連の銘柄群もさえない。エネルギー・資源会社の中信資源HD(1205/HK)が2.9%安、希土類磁石メーカー大手の江西金力永磁科技(6680/HK)が2.1%安、非鉄金属・鉱石の五鉱資源(1208/HK)が1.3%安で引けた。
一方、本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.79%安の3043.61ポイントで取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、素材株、インフラ関連株、医薬株、公益株なども売られた。半面、通信関連株は高い。メディア・娯楽株も買われた。
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