2023/08/29 11:00
本土株:上海総合は0.1%高で続伸、上海B株も0.1%高
29日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.06ポイント(0.07%)高の3100.70ポイントと続伸している。
前日の好地合いを継ぐ流れ。当局の株式市場活性化策が引き続き材料視された。中国本土市場では、28日より株式取引にかかる印紙税が半減されたほか、信用取引の保証金率が引き下げられる(9月8日引け後に適用)。新規株式公開(IPO)の引き締めや、大株主の保有株売却の制限なども決定された。米中関係の悪化懸念も後退。半導体など先端技術を巡る対立が続く中、米国のレモンド米商務長官と中国の王文涛・商務部長は28日に北京で会談し、貿易や投資に関する問題の解決に向けた協議の場を新設することで合意した。ただ、上値は重い。中国の景気懸念が依然としてくすぶっている。また、今週31日に発表される8月の製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)も気がかり材料だ。
主要銘柄の値上がり率は、中航重機(600765/SH)が3.5%、中国聯通(600050/SH)が2.3%、薬明康徳(603259/SH)が1.5%、中国南方航空(600029/SH)が1.3%、上海電気集団(601727/SH)が1.1%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.20ポイント(0.08%)高の251.67ポイント、深センB株指数が0.37ポイント(0.03%)高の1144.08ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
前日の好地合いを継ぐ流れ。当局の株式市場活性化策が引き続き材料視された。中国本土市場では、28日より株式取引にかかる印紙税が半減されたほか、信用取引の保証金率が引き下げられる(9月8日引け後に適用)。新規株式公開(IPO)の引き締めや、大株主の保有株売却の制限なども決定された。米中関係の悪化懸念も後退。半導体など先端技術を巡る対立が続く中、米国のレモンド米商務長官と中国の王文涛・商務部長は28日に北京で会談し、貿易や投資に関する問題の解決に向けた協議の場を新設することで合意した。ただ、上値は重い。中国の景気懸念が依然としてくすぶっている。また、今週31日に発表される8月の製造業購買担当者景気指数(PMI、国家統計局などが集計)も気がかり材料だ。
主要銘柄の値上がり率は、中航重機(600765/SH)が3.5%、中国聯通(600050/SH)が2.3%、薬明康徳(603259/SH)が1.5%、中国南方航空(600029/SH)が1.3%、上海電気集団(601727/SH)が1.1%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.20ポイント(0.08%)高の251.67ポイント、深センB株指数が0.37ポイント(0.03%)高の1144.08ポイントで推移している。
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