ハンセン指数 　 　 　　　　　　19090.89 　 -93.28 -0.49％
中国本土株指数（旧H株指数） 6544.21 　 -43.54 -0.66％
H科技（テック）指数 　　　　　 4317.91 　 -56.29 -1.29％


　9日の香港マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。内外の不安材料が投資家心理の重しとなる流れ。昨夜の米株市場では、複数地銀の格下げを嫌気し、主要株価指数がそろって反落した。中国国内では、地方政府や不動産デベロッパーの債務問題が再びクローズアップされている。中国経済の先行き不安もくすぶる状況だ。朝方公表された今年7月の中国物価統計は、消費者物価指数（CPI）がマイナス0.3％、生産者物価指数（PPI）はマイナス4.4％という結果。CPIは予想ほどではなかったがマイナス圏に突入し、PPIは前月から改善したものの、市場予想（マイナス4.0％）以上に下落した。
　主要銘柄の値下がり率は、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が3.6％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が3.5％、比亜迪(BYD：1211/HK)が2.2％、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス：881/HK)が2.1％、AIAグループ(1299/HK)が1.8％など。


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