ハンセン指数 　 　 　　　　　　19131.71 　-114.32 -0.59％
中国本土株指数（旧H株指数） 6591.27 　 -21.96 -0.33％
H科技（テック）指数 　　　　　 4353.97 　 -19.74 -0.45％


　10日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。投資家の慎重スタンスが再び強まる流れ。バイデン米大統領は9日、先進半導体やAI（人工知能）、量子技術など3分野を対象に、米国の企業・個人が中国に投資することを制限する大統領令に署名した。米中関係の悪化が警戒されている。米インフレ懸念がくすぶる中、昨夜の米株市場でハイテク株が続落したことも重しだ。
　個別では、電動工具メーカー大手の創科実業（テクトロニック・インダストリーズ：669/HK）が18.7％安。中間決算の減益が嫌気された。また、同社は米向け売上比率が大きいため、米中関係の悪化も不安視されている。ほか、主要銘柄の値下がり率は、碧桂園服務HD(カントリー・ガーデン・サービシズ・ホールディングス：6098/HK)が2.6％、HSBC(HSBCホールディングス：5/HK)が2.5％、信義玻璃HD(信義ガラス：868/HK)が2.5％、碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス：2007/HK)が1.8％など。


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