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2024/01/02 13:30

香港前場:ハンセン1.5%安で4日ぶり反落、上海総合は0.2%下落 無料記事

 新年初商いとなる2日前場の香港マーケットは、主要82銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比246.66ポイント(1.45%)安の16800.73ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が92.03ポイント(1.60%)安の5676.47ポイントと4日ぶりに反落した。売買代金は429億6670万香港ドルとなっている(12月29日前場は399億3720万香港ドル)。
 中国景況感の悪化が嫌気される流れ。12月31日に公表された12月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は49.0となり、市場予想(49.6)に反して前月(49.4)から低下した(景況判断の境目となる50を割り込むのは3カ月連続)。米10年債利回りの上昇や、外国為替市場で対米ドルの人民元安が進んだことも懸念されている。中国経済対策の期待感などで指数は下げ渋る場面がみられたものの、前引けにかけて下げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、政府系の華潤ビールHD(291/HK)が7.2%安、新興EV(電気自動車)メーカーの理想汽車(2015/HK)が6.1%安、太陽光発電用ガラス基板メーカーの信義光能HD(968/HK)が5.9%安、と下げが目立った。
 セクター別では、自動車が安い。上記した理想汽車のほか、中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が15.7%、浙江零ホウ科技(9863/HK)が6.7%、蔚来集団(9866/HK)が6.3%ずつ下落した。
 中国不動産セクターも急落。世茂集団HD(813/HK)が6.2%安、龍湖集団HD(960/HK)が5.8%安、華潤置地(1109/HK)が5.4%安、越秀地産(123/HK)が5.0%安で引けた。
 中国金融セクターもさえない。中国工商銀行(1398/HK)が2.4%安、中国建設銀行(939/HK)が1.9%安、招商銀行(3968/HK)が1.8%安、中国平安保険(2318/HK)が3.4%安、中国人寿保険(2628/HK)が2.2%安と値を下げた。
 半面、海運セクターはしっかり。中遠海運HD(1919/HK)が1.9%、中遠海運能源運輸(1138/HK)が1.4%、海豊国際HD(1308/HK)が1.3%、東方海外(316/HK)が1.0%ずつ上昇した。
 マカオのカジノ関連も物色される。金沙中国(1928/HK)が3.7%高、美高梅中国HD(2282/HK)が2.9%高、永利澳門(1128/HK)が1.4%高、銀河娯楽集団(27/HK)が1.3%高で前場取引を終えた。業績回復の期待が高まる。マカオ政府は1日、昨年12月の域内カジノ売上高が前年比で5.3倍に急増したことを明らかにした。
 一方、本土マーケットも4日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.21%安の2968.70ポイントで前場の取引を終了した。消費関連株が安い。不動産株、ハイテク株、金融株、医薬株なども売られた。半面、公益株は高い。エネルギー株、素材株、インフラ関連株、海運株も買われた。


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