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2023/09/18 16:26

中国大引:上海総合0.3%高で反発、消費関連に買い 無料記事

 週明け18日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.19ポイント(0.26%)高の3125.93ポイントと反発した。
 中国景気の持ち直し期待が改めて意識される流れ。先週公表された8月の経済統計では、不動産開発など投資関連の指標が低迷したものの、小売売上高や鉱工業生産は市場予想を大幅に上回った。また、中国人民銀行(中央銀行)は14日、預金準備率を0.25%引き下げると発表している(15日付で実施)。(亜州リサーチ編集部) 
 業種別では、消費関連株の上げが目立つ。自動車の安徽江淮汽車集団(600418/SH)が9.4%高、免税店の中国旅遊集団中免(601888/SH)が5.4%高、スーパーの三江購物(601116/SH)が3.5%高、酒造の貴州茅台酒(600519/SH)が2.6%高、小売の上海百聯集団(600827/SH)が2.0%高で引けた。
 医薬品株もしっかり。ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が3.0%、通化東宝薬業(600867/SH)が2.4%、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が1.7%、薬明康徳(603259/SH)が1.5%ずつ上昇した。金融株、インフラ建設関連株なども買われている。
 半面、不動産株はさえない。保利地産(600048/SH)が1.7%安、信達地産(600657/SH)が1.6%安、金地集団(600383/SH)と緑地HD(600606/SH)がそろって1.1%安で取引を終えた。ハイテク株、エネルギー株、公益株も売られている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.79ポイント(0.34%)高の236.28ポイント、深センB株指数が1.21ポイント(0.11%)高の1135.85ポイントで終了した。


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