28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.83ポイント（0.09％）高の3312.61ポイントと続伸している。
　前日の好地合いを次ぐ流れ。中国の追加経済対策に対する期待感や、企業業績の持ち直し期待などが支えだ。10月の工業企業利益は前年同月比10％減だったが、減少率は9月の27.1％から縮小している。ただ、上値は限定的。中国指標の発表を前に、様子見ムードも漂っている。中国では週末30日に11月の中国製造業PMI（国家統計局などが集計）と非製造業PMI、12月2日に民間集計の財新・中国製造業PMI、4日に財新・中国サービス業PMIが発表される予定だ。
　主要銘柄の値上がり率は、恒生電子（600570/SH）が4.4％、中国南方航空（600029/SH）が2.5％、通威（600438/SH）が2.3％、永輝超市（601933/SH）が2.2％、曙光信息産業（603019/SH）が1.4％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.34ポイント（0.12％）高の275.61ポイント、深センB株指数が3.86ポイント（0.32％）高の1204.82ポイントで推移している。


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