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2024/11/13 10:58

本土株:上海総合は0.2%安で続落、深センB株は0.3%高 無料記事

 13日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比7.99ポイント(0.23%)安の3413.98ポイントと続落している。
 前日の軟調地合いを継ぐ流れ。米中関係の悪化懸念がくすぶっている。次期トランプ政権の人事を巡っては、国務長官に対中強硬派のマルコ・ルビオ上院議員を指名する見通しと伝わったほか、重要ポストに対中強硬派で知られる議員らの名前が相次ぎ挙げられた。「タリフ(関税)マン」を自称するトランプ次期大統領の公約では、中国からの輸入品に一律60%の関税をかける。米中の対立は不可避だ。ただ、下値を叩くような売りはみられない。米国の対中圧力強化が中国経済に悪影響を及ぼすと危惧される中、市場では、中国当局が金融緩和や産業支援、消費刺激など追加の経済対策を打ち出すとの期待が高まっている。
 主要銘柄の値下がり率は、安徽江淮汽車集団(JAC:600418/SH)が4.4%、中信証券(600030/SH)が2.6%、上海韋爾半導体(603501/SH)が2.0%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.9%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.89ポイント(0.32%)高の279.58ポイント、深センB株指数が3.84ポイント(0.30%)高の1286.61ポイントで推移している。


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