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2024/11/18 10:40

上昇、ハンセンは201ポイント高 無料記事

ハンセン指数           19627.72 +201.38 +1.04%
中国本土株指数(旧H株指数) 7060.43 +80.37 +1.15%
H科技(テック)指数       4367.56 +39.72 +0.92%

 週明け18日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が7日ぶりに反発している。中国の追加経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。中国経済の回復遅れが懸念される中、景気浮揚のため、当局は追加の刺激策を打ち出すとの観測が根強い状況だ。先週15日に公表された10月の経済指標は、消費の堅調が確認されたものの、鉱工業生産は予想を下回り、不動産関連も低迷が続いている。また、ハンセン指数は先週末まで6日続落し、約1カ月半ぶりの安値水準を切り下げていたとあって、値頃感も着目された。ただ、上値は限定的。米中対立の警戒感が続いているほか、米利下げペースの鈍化も懸念された。パウエル米連邦準備理事会(FRB)が14日、「利下げは急ぐ必要がない」と発言したほか、複数のFRB高官も利下げに慎重なスタンスを示している。先週末の米株市場では、ハイテク株比率の大きいナスダック指数が2.2%安と4日続落した。
 主要銘柄の値上がり率は、京東集団(JDドットコム:9618/HK)が4.6%、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が2.1%、中国平安保険(ピンアン・インシュアランス(グループ)チャイナ:2318/HK)が2.1%、中国中信(CITIC:267/HK)が2.1%、理想汽車(リ・オート:2015/HK)が2.1%など。


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