2024/05/30 10:55
本土株:上海総合は0.4%安で反落、上海B株は0.04%安
30日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33現在、主要指標の上海総合指数が前日比11.35ポイント(0.36%)安の3099.67ポイントと反落している。
米金利高が重しとなる流れ。米利下げ先送り観測が強まる中、昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続いた(一時、4週ぶりの高水準)。米金利の上昇を受け、29日の上海外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年11月以来の安値を付けている。30日朝方はやや人民元高に傾いたが、先安感は根強い。
ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直し期待が支えだ。中国の財政部は29日、今年1〜4月の国有企業・国有持株会社の利益総額が前年同期比3.8%増の1兆3813億2000万人民元(約30兆6136億円)に拡大したと報告。増加率は1〜3月の2.8%から1.0ポイント拡大している。また、国際通貨基金(IMF)は29日、中国の2024年GDP(国内総生産)成長率予想を上方修正した。
主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.6%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.6%、中遠海運HD(601919/SH)が1.3%、中国神華能源(601088/SH)が1.2%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.0%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.10ポイント(0.04%)安の252.48ポイント、深センB株指数が1.46ポイント(0.13%)高の1147.06ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
米金利高が重しとなる流れ。米利下げ先送り観測が強まる中、昨夜の米債券市場では米10年債利回りの上昇が続いた(一時、4週ぶりの高水準)。米金利の上昇を受け、29日の上海外国為替市場では、対米ドルの人民元が昨年11月以来の安値を付けている。30日朝方はやや人民元高に傾いたが、先安感は根強い。
ただ、下値は限定的。中国景気の持ち直し期待が支えだ。中国の財政部は29日、今年1〜4月の国有企業・国有持株会社の利益総額が前年同期比3.8%増の1兆3813億2000万人民元(約30兆6136億円)に拡大したと報告。増加率は1〜3月の2.8%から1.0ポイント拡大している。また、国際通貨基金(IMF)は29日、中国の2024年GDP(国内総生産)成長率予想を上方修正した。
主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.6%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.6%、中遠海運HD(601919/SH)が1.3%、中国神華能源(601088/SH)が1.2%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.0%など。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.10ポイント(0.04%)安の252.48ポイント、深センB株指数が1.46ポイント(0.13%)高の1147.06ポイントで推移している。
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