/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2024/11/06 10:55

本土株:上海総合は0.3%高で続伸、上海B株は0.4%高 無料記事

 6日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.64ポイント(0.25%)高の3395.62ポイントと3日続伸している。
 前日までの好地合いを継ぐ流れ。中国景況感の改善や、経済対策に対する期待感が相場を支えている。李強・首相は5日、上海で開催された中国国際輸入博覧会の開幕式で演説し、「中国は経済成長目標を達成できる」と改めて強調し、財政・金融政策には十分な余地があるとも述べた。4日に開幕した全国人民代表大会(全人代、国会に相当)常務委員会会議の決定内容については、最終日(8日)に国営メディアが詳細を報じるのが通例で、市場では、10兆人民元規模の財政政策が打ち出されるとの観測が高まっている。
 ただ、上値は重い。開票が始まった米大統領選を巡っては、激戦州のひとつ、ジョージア州で野党・共和党候補のトランプ前大統領が優勢と伝わった。トランプ政権誕生により、米国が対中圧力を強化するとの不安もくすぶっている。
 主要銘柄の値上がり率は、北京兆易創新科技(603986/SH)が6.4%、恒生電子(600570/SH)が5.7%、中信建投証券(601066/SH)が3.8%、浙江中国小商品城集団(600415/SH)が3.6%、蒙古包鋼鋼聯(600010/SH)が2.5%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.16ポイント(0.41%)高の284.91ポイント、深センB株指数が1.31ポイント(0.10%)高の1265.97ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース