2024/12/11 10:57
本土株:上海総合は0.2%高で続伸、深センB株は0.1%高
11日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.82ポイント(0.17%)高の3428.48ポイントと続伸している。
中国経済対策の期待感が引き続き支えとなる流れ。9日に開催された中央政治局会議では、来年は「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を実施する方針が確認された。きょう11日から12日まで開催とみられる「中央経済工作会議」は、翌年の経済政策方針を議論する見通し。政治局会議の結果を受け、一段の経済政策が打ち出されるとの観測も強まっている。ただ、上値は限定的。中国経済の鈍化懸念が依然としてくすぶっているほか、経済工作会議の内容を見極めたいとするスタンスも漂っている。指標発表も気がかり。中国では16日に11月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計が発表される予定だ。
主要銘柄の値上がり率は、上海貝嶺(600171/SH)が5.4%、上海電気集団(601727/SH)が3.2%、上海医薬集団(601607/SH)が2.5%、上海汽車集団(600104/SH)が2.1%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント(0.05%)高の280.09ポイント、深センB株指数が1.03ポイント(0.08%)高の1239.35ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国経済対策の期待感が引き続き支えとなる流れ。9日に開催された中央政治局会議では、来年は「より積極的な財政政策」と「適度に緩和的な金融政策」を実施する方針が確認された。きょう11日から12日まで開催とみられる「中央経済工作会議」は、翌年の経済政策方針を議論する見通し。政治局会議の結果を受け、一段の経済政策が打ち出されるとの観測も強まっている。ただ、上値は限定的。中国経済の鈍化懸念が依然としてくすぶっているほか、経済工作会議の内容を見極めたいとするスタンスも漂っている。指標発表も気がかり。中国では16日に11月の小売売上高や鉱工業生産など、15日までに金融統計が発表される予定だ。
主要銘柄の値上がり率は、上海貝嶺(600171/SH)が5.4%、上海電気集団(601727/SH)が3.2%、上海医薬集団(601607/SH)が2.5%、上海汽車集団(600104/SH)が2.1%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.13ポイント(0.05%)高の280.09ポイント、深センB株指数が1.03ポイント(0.08%)高の1239.35ポイントで推移している。
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