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2024/12/03 11:00

本土株:上海総合は0.3%安で3日ぶり反落、上海B株は0.1%安 無料記事

 3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時36分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.56ポイント(0.25%)安の3355.42ポイントと3日ぶりに反落している。
 人民元安の進行が警戒される流れ。中国人民銀行(中央銀行)は3日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を4日ぶりに元安方向へと設定した。3日の外国為替市場では、対米ドルの人民元安が一段と進み、7月上旬以来の水準で推移している。米中対立激化の警戒感も重しだ。バイデン米政権は2日、新たな対中半導体規制を発表。中国商務部は同日、強く反対するとコメントしている。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。中国景況感の改善や、追加経済対策の期待感が相場の支えとなっている。
 主要銘柄の値下がり率は、上海汽車集団(600104/SH)が1.6%、中国旅遊集団中免(601888/SH)が1.5%、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.4%、曙光信息産業(603019/SH)が1.4%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.25ポイント(0.09%)安の279.19ポイント、深センB株指数が0.27ポイント(0.02%)高の1215.18ポイントで推移している。


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