26日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.60ポイント（0.17％）安の3258.16ポイントと3日続落している。
　投資家の慎重スタンスが継続する流れ。トランプ次期米大統領が26日、自身のSNSにメキシコやカナダ、中国に対する関税賦課の投稿をするなど、米高関税政策が警戒された。もっとも、下値は限定的。指数はこのところの下落で値頃感が強まっていることもあり、自律反発狙いの買いも期待されている。
　主要銘柄の値下がり率は、上海汽車集団（600104/SH）が3.3％、中遠海運HD（601919/SH）が2.3％、中国石油天然気（601857/SH）が1.5％、中国神華能源（601088/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.29ポイント（0.11％）高の273.57ポイント、深センB株指数が3.32ポイント（0.28％）高の1208.54ポイントで推移している。


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