24日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比4.49ポイント（0.13％）高の3355.75ポイントと4日ぶりに反発している。
　自律反発狙いの買いが先行する流れ。上海総合指数は前日まで3日続落し、11月29日以来、約3週ぶりの安値水準に落ち込んでいた。また、中国の金融緩和に対する期待感も支えとなっている。ただ、上値は限定的。人民元安の進行が警戒されたほか、米国の対中圧力も不安視されている。バイデン米政権は23日、中国が輸出する非先端の「レガシー半導体」について、不当廉売などに関する調査を始めたと発表した。米国はこのところ、通商上の各分野で対中圧力を強めている。
　主要銘柄の値上がり率は、通威（600438/SH）が4.3％、広州汽車集団（601238/SH）が1.4％、招商局能源運輸（601872/SH）が1.4％、中遠海運HD（601919/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.33ポイント（0.51％）高の263.08ポイント、深センB株指数が3.07ポイント（0.25％）高の1216.21ポイントで推移している。


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